10 Feb 2019 :Sun

フリーランスから会社員になりました(その理由と方法)

仕事の話(元フリーランス)

のんびり気ままなフリーランス。マイペースにできて、自分で全部決められて、自分の好きな仕事を選べて、休みも自分で決められて。そんなふわっと気ままなのが大きなメリット。

でもその一方で、自分で動かないと収入は得られないし、そもそも収入を安定させるというのもなかなか大変。困ったことが起きても、自分一人で解決しないといけないし、嬉しかったことも自分の中だけ。

毎月月末は「なんとか今月も生き延びることができた」とホッとして、
その翌日には「今月こそゼロになってしまったらどうしよう」という不安に襲われる。

まあ当たり前といえば当たり前ですが、そんな日々を過ごしていました。

自分で選んでフリーになったというよりも子どもが生まれたり引っ越しがあったり夫の希望があったり、なんとなくのなりゆきでフリーランスになったからなのか、5年、6年、と経つうちにちょっとずつしんどさが募ってきていました。

収入を安定させたくていろいろ動いてみるものの、どうにもモチベーションが続かず。仕事の選び方もなんだか後ろ向き。税金とか社会保険料とかの支払いが面倒臭いな、と思ったのは1度や2度ではなかったです。
こりゃどうしたものかなあ…。ちょっとしたドツボにはまってしまいました。

もちろん、仕事をやめるという選択肢はない。でも、このままじゃうまくいくものもいかなくなってしまう。とりあえず3ヶ月、という約束をして、自分がどう生きたいか、じぶんなりに考えて納得できる答えを探してみることにしたのです。

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30代で自分探しをはじめて実感したことは「甘え」でした

そんな中で、まずは自分のポートフォリオを作ってみることに。
実績を探してみたら、意外とある。でも思ったよりはない。過去何年もフリーでやってきたはずなのに、大した成長してないな…というところで1度目のつまづき。

フリーランスから会社員への道

自分なりにはなんとかやってきたはずだと思っていたのに、決してガムシャラには頑張ってなかったということを痛感しました。確かに、何年も前に比べたらできることも増えているけれど…。昔会社員をしていた頃の濃密な1年間と比較したら、なんてゆるくて起伏もない毎日を送ってきたんだろう!と思ったのです。

このままでは絶対やばい。まずい。良くない。どうしたら良いんだろう。

自分の棚卸をすればするほどはっきり見えてくる「甘え」。なんとかゴマカシ、ポートフォリオを作り終えたものの、これを持って何かできるなんて全然思えない。そんな後ろ向きなしょんぼりした気持ちでいっぱいになってしまいました。

自分の中で「フリーランスをやめる」はまさかの選択肢だった。でも

これはどうしたものかと久しぶりにまともに仕事についての情報収集をしていたところ。在宅やフルリモートという雇用形態で仕事を探すことができる、というサービスを発見したのです。

このサイト: https://www.reworker.jp

家にいながら正社員みたいな仕事ができるのかも…!!?という事実がキラキラと輝いて見えてしまったわたしは、このサービスに即登録。するとメールが返ってきて、appeir.inで面談してもらえるらしい。へーへー!と感動しているうちに、いくつかの会社にできたてのポートフォリオを送付し、いくつかの会社で面談。そのうち数社から内定をいただき、結果、「在宅正社員」という雇用形態で仕事をするに至りました。

面談の結果を待ったり調整してもらったりしている間に、約束の3ヶ月はギリギリ使い果たしてしまったものの、結果的にたった3ヶ月でフリーランスから正社員への転職に成功したということになったわけです。

フリーランスから正社員になった、率直な感想

「成り行きまかせのフリーランス」からまさかの「在宅正社員」になってから、実はもう1年近く経とうとしています。良かったことも残念に思ったことも両方、同じくらいあります。向き不向きもあるかとは思いますが、それ以上に自分でどうプランを立てているかに尽きるな、と思うのが率直な感想です。

フリーランス→正社員になって良かったと思うこと

  • 圧倒的な安定感。
  • 業務の幅がめちゃくちゃ狭くなった。この半年、毎日のように「これだけで良いの?」と思っている
  • 1日仕事をしていても、「今日も誰ともしゃべってないわ…」ということがなくなった
  • 9時から18時まで、という時間の中だけで仕事をするようになった
  • 間に合わない!どうしよう!という状況でも相談できる相手がいる。仕事を頼むこともできる
  • 毎月きっちりと固定給をもらえるからこそ、不安に襲われることはなくなった
  • (余計な不安や手続きに追われなくなった分)純粋に業務に集中できるようになった
  • 余裕ができたのか、あれこれスキルアップをしてみたい意欲が出てきた
  • 「正社員」という立場になったので、クレジットカードの申し込みが怖くなくなった
  • 仕事をしていなくても罪悪感に駆られなくなった
  • もちろん、毎月月初に不安になることもなくなった
  • 四六時中仕事のことを考える必要がなくなり、時間の余白を楽しめるようになった

フリーランス→会社員になって残念に思うこと

  • 今日は休んじゃおうかなあ♪と思っても、気軽に休めない
  • 子どもが熱を出したりしたら、とてつもなく申し訳なく思ってしまう
  • 今月は頑張って稼ぐぞ!とか調整はできない(副業する余裕が必要)
  • 9時〜18時は働く時間に充てると予め決まっているので、安易に用事を入れられない
  • 業務が分担されているからこそ、他の人の仕事の進め方にまどろっこしさを感じることもある
  • 「本当はこうした方が良いと思んだけど…」と思っても、黙って言うことを聞くことが増えた
  • ある意味、仕事に無責任になった部分もある。「自分の仕事じゃない」感を感じる
  • すごく貴重な機会をもらっている気持ちが大きく、緊張感が半端ない
  • 一方、もっとやりたいなあと思ったことでもチャンスが巡ってこないと掘り下げられない
  • そのせいか、このままでいるのも良くないよなあ、という気持ちは残っている
  • 厚生年金保険料が昔よりさらに高くなっていてビビった
  • おかげで手取りも予想より低くてビビった

フリーランスでも会社員でもどっちでも正解。(向き不向きはあると思うけど)

小商いの時代だ、とか公務員こそ安定、とか、フリーランス万歳、とか、仕事なんて面倒だ、とか。まあ一昔前に比べたら、働き方への考え方はだいぶ多様化したし、かなり柔軟に考えることができるようになったみたいです。だからこそ、どれも正解だしどれが正しいかなんて選ぶことはできないと思います。

フリーランス歴8年目にして正社員に戻らせてもらった立場の人として思うのは、選択肢が増えたのはすごく良かった。一方、多様化してきたからこそその向き不向きはくっきりハッキリしてきているのかなあと思います。

正社員でいることが向いている人もいるし、フリーじゃないとしんどいだろうという人もいる。生活スタイルやら性格やら自分が望む生き方やらで向き不向きもたぶん日々変化していくし。だからこそそんな個人的な「どう働くか」に対応できる世の中になってきて良かったなあと思います。

わたしもたぶん、フリーランスを丸7年やって8年目に足を突っ込んだ今じゃなかったらたぶん、今の働き方に適応できなかった。良いこともそこそこあるし、面倒なことも同じくらいある。それが働くってことなのかなあと思ったりします。

というわけで結論としては、働き方改革サンキュー!なのかな。
働くときに働いて、休むときに休むという自由さを得られたことに、ありがたく思っています。

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